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香川真司、絶妙アシスト振り返る [サッカー]

ボルシア・ドルトムントは現地時間16日、ブンデスリーガ第17節ホッフェンハイム戦に2-1で勝利した。2得点に絡んだMF香川真司が、この試合を振り返っている。監督交代に踏みきって初陣で久々の白星を手にしたドルトムント。この日はホッフェンハイムに先制される厳しい展開だったが、後半に香川が獲得したPKをピエール=エメリク・オーバメヤンが決めて同点とすると、終盤には香川のスルーパスからクリスティアン・プリシッチが逆転弾を挙げた。

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 2017年ホーム最終戦で勝利。「何が何でも勝ちたかった。ファンもクリスマス前で盛り上がってたし、ああいう雰囲気は勝たないと味わえないのでホントに良かったです」と香川は安堵している。

 そのファンが最も興奮したのは、終了間際の逆転弾が決まった瞬間だろう。香川はアシストの場面を振り返り、「シュート打とうと思ったんですけど、自分のシュート力は分かっているんで。まあ遠かったですし、相手も来ていたんで。より可能性を上げるため」、スルーパスに切り替えたそうだ。

 同点弾はPKだったが、香川がファウルを受けるまでの流れが良かった。「あの時間、あの攻撃の形というか、あれに至るまでみんなが良い距離感でボールをつなげた。良い距離感で少ないタッチでできたので、僕が自然とゴール前に入って行けた」と香川。「それまではビハインドってこともあって硬さもあって、効果的な、流動的な(攻撃が)生まれなかったんですけど、あの攻撃だけ唯一連動性が生まれた」と、振り返っている。

 前半は苦しんだが、最終的には逆転勝利を収めた。新監督は、ハーフタイムでドルトムントをどう変えたのだろうか。「しっかり攻撃のところでもっと速いテンポでボールを回していくようにと(言われた)。あとはもう本当に精神的なところで、ネガティブにならずポジティブに。どんどんミスを恐れずにやっていきなさい、と」声をかけられたとのこと。「そういうのはやっぱり選手が分かっていても、監督が(言葉で)発することでチームに影響を与える。そういうところのマネジメントはできているんじゃないかと」と香川は話した。

 ただ、2連勝で完全に復活とは思っていない。香川は「監督交代後ってよくあること」と冷静に分析。「一つの精神的なところでも変化が生まれて、勢いだったりをもたらせることはあるので、これを継続する意味では、ウインターブレイク明けの時間があったり、キャンプができるので、そこでまたチームとしての課題に取り組んでいけたらと思います」と、本当の意味での復活を目指している。

 次は2017年ラストゲーム。バイエルン・ミュンヘンとのカップ戦だ。香川は「アウェイなんでね。たぶん守備を重視する戦いになると思う」と厳しい試合を覚悟。「ただ、レアル(・マドリー)もそうですけど、ある意味吹っ切れるしかないですし。チャンスがあると信じてやりたいですし、必ずチャンスはあると思います」と、自分にも言い聞かせた。 スポンサーリンク

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