PSG監督、ネイマールとの衝突を完全否定

パリ・サンジェルマン（PSG）のウナイ・エメリ監督は現地時間30日、チャンピオンズリーグ（CL）グループステージ第4戦に向けた前日記者会見に出席した。その中で、ネイマールがPSGでエメリ監督のやり方に不満を持っているとの報道を真っ向から否定した。

　カタルーニャ州のメディアなどが、ネイマールがバルセロナ退団を後悔していると報じていた。また、PSGではエメリ監督の練習や長時間に及ぶこともあるビデオを使用したミーティングにうんざりしているとも伝えられていた。

　しかし、エメリ監督は「ネイマールはPSGで働き続けるための意欲とモチベーションを持っており、ここで成長し続けたいと思っている。全ての選手がビデオセッションを重要だと理解しているし、誰も文句を言ってはいない」と、一連の報道を否定した。

　ネイマールは今夏バルセロナから史上最高額の移籍金2億2000万ユーロ（約290億円）でPSGに加入し、すぐに定位置を確固たるものにした。“王様”として振る舞うブラジル代表FWは、セットプレーのキッカーをめぐって言い争ったウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニとの不和が囁かれるなど、シーズン序盤からメディアの恰好の標的になってしまっている。 スポンサーリンク