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複数球団が調査 阪神“スーパーサブ”大和にFA移籍の可能性 [野球]

「DeNAとオリックスは、二遊間のレギュラー候補として関心が高い」

 こう話すのは、さる放送関係者。今季、国内FA権を取得した阪神の大和(29)のことである。大和は高卒12年目の今季、両打ちに転向。規定打席には到達しなかったが、二塁で48試合、遊撃で56試合に出場し、打率・280、1本塁打、16打点。鉄壁の守備に加えて、バットでも一定の結果を残した。今季年俸は5000万円で「Bランク」とみられ、二遊間が手薄なDeNA、オリックス、さらにヤクルトなども調査している。前出の関係者が続ける。

「大和はレギュラーとして試合に出たい気持ちがあるのですが、阪神ではスーパーサブの域を脱することができないでいる。14年には主に中堅で121試合に出場し、チームの日本シリーズ出場に貢献、ゴールデン・グラブ賞も獲得した。しかし、翌15年は開幕当初から若手との併用を強いられた。今季もシーズン最終盤、高卒3年目の植田に遊撃スタメンを譲る試合も何度かあったほどです」

■阪神は引き留めに苦戦か

 さらに、今季は一塁で出場することが多かったドラ1新人の大山が、来季は二遊間で起用される可能性があるという。一塁は4番候補の助っ人に加え、FAで日本ハムの中田翔の調査も継続。三塁には鳥谷がいる。

「阪神の二遊間は、遊撃の大和と二塁の上本の実力が頭一つ抜けている。一方で、大山、糸原、北條、植田といった若手も控えています。育成を重視する金本監督は、若手を積極的に使いたいでしょうから、大和は来季もレギュラーを取れるとは限らない。大和に関心を示す各球団は阪神の事情を把握していますから、『ウチならレギュラーもある。阪神よりも試合に出られる』といった形で、口説き落とすつもりでしょう」(前出の関係者)

 大和は近年の阪神ではきわめて珍しい高卒出身の“叩き上げ”。坂井オーナーも大和の残留を希望しているというが、さる阪神OBは「現状で阪神がウリにできるのはカネ。しかし、年俸8000万円の3年契約程度なら、ライバル球団も用意できる金額です。阪神は苦戦を強いられるでしょう」と言う。来季、他球団のユニホームを着る可能性は高そうだ。
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