サニブラウンが100m9秒97の日本新で早くもプロ転向の可能性浮上 [スポーツ]
陸上の全米大学選手権は7日、男子100メートル決勝を行い、
サニブラウン・ハキームが9秒97で3位。
桐生祥秀の持つ日本記録9秒98を更新した。9秒台を連発する和製スプリンターの周囲が、にわかに騒がしくなってきた。
サニブラウンが、早ければ今秋にもプロに転向する可能性が浮上しているのだ。
100メートル、200メートルだけでなく、今年3月の全米大学室内選手権60メートルでは日本記録に並ぶ6秒54をマーク。
走るたびに自己ベストを塗り替えており、日本選手権、世界選手権でのさらなる記録更新、表彰台の期待が高まっている。
米大学陸上界を代表するスプリンターが世界の大舞台で海外のトップランナーと互角に渡り合えば、市場価値が高騰するのは必至。
将来性を見込んで日米の複数の企業がスポンサーに名乗りを上げるはずだ。
サニブラウンの周囲からもプロ転向を後押しする声も聞かれ、フロリダ大のマイク・ホロウェイコーチは地元メディアの取材に「彼の才能は大学だけのためにあるわけではない」と話したこともあった。
陸上に限らず、米国の個人競技の選手は、大学在学中にスポンサー企業の支援を受けてプロに転向するケースは決して珍しくはない。
陸上では100メートル全米大学記録保持者(9秒82)で、2017年世界選手権(ロンドン)男子100メートル銀メダルのクリスチャン・コールマン(当時テネシー大学2年)が、同年のシーズン終了後にスポーツ用品メーカーと契約。
その後はダイヤモンドリーグなど賞金レースを中心に活動。
16年リオ五輪競泳4冠のケイティ・レデッキーは昨年から、西部の名門として知られるスタンフォード大学に在学しながら、プロスイマーとしてレースに参戦している。
短距離の世界記録保持者(100メートル9秒58、200メートル19秒19)のウサイン・ボルトは現役時代、複数のスポンサー企業とメダル獲得、記録更新などのボーナス契約を交わしていた。サニブラウンもプロに転向すれば、スポンサーからニンジンをぶら下げられ、20年東京五輪は高額の報奨金がかかったレースになりそうだ。
なお、400メートルリレー決勝では第2走者を務め、チームの優勝(37秒97)に貢献した。
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サニブラウン・ハキームが9秒97で3位。
桐生祥秀の持つ日本記録9秒98を更新した。9秒台を連発する和製スプリンターの周囲が、にわかに騒がしくなってきた。
サニブラウンが、早ければ今秋にもプロに転向する可能性が浮上しているのだ。
100メートル、200メートルだけでなく、今年3月の全米大学室内選手権60メートルでは日本記録に並ぶ6秒54をマーク。
走るたびに自己ベストを塗り替えており、日本選手権、世界選手権でのさらなる記録更新、表彰台の期待が高まっている。
米大学陸上界を代表するスプリンターが世界の大舞台で海外のトップランナーと互角に渡り合えば、市場価値が高騰するのは必至。
将来性を見込んで日米の複数の企業がスポンサーに名乗りを上げるはずだ。
サニブラウンの周囲からもプロ転向を後押しする声も聞かれ、フロリダ大のマイク・ホロウェイコーチは地元メディアの取材に「彼の才能は大学だけのためにあるわけではない」と話したこともあった。
陸上に限らず、米国の個人競技の選手は、大学在学中にスポンサー企業の支援を受けてプロに転向するケースは決して珍しくはない。
陸上では100メートル全米大学記録保持者(9秒82)で、2017年世界選手権(ロンドン)男子100メートル銀メダルのクリスチャン・コールマン(当時テネシー大学2年)が、同年のシーズン終了後にスポーツ用品メーカーと契約。
その後はダイヤモンドリーグなど賞金レースを中心に活動。
16年リオ五輪競泳4冠のケイティ・レデッキーは昨年から、西部の名門として知られるスタンフォード大学に在学しながら、プロスイマーとしてレースに参戦している。
短距離の世界記録保持者(100メートル9秒58、200メートル19秒19)のウサイン・ボルトは現役時代、複数のスポンサー企業とメダル獲得、記録更新などのボーナス契約を交わしていた。サニブラウンもプロに転向すれば、スポンサーからニンジンをぶら下げられ、20年東京五輪は高額の報奨金がかかったレースになりそうだ。
なお、400メートルリレー決勝では第2走者を務め、チームの優勝(37秒97)に貢献した。
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