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巨人に松井秀喜監督待望論 ヘッドコーチの座は空いている [野球]

昨年まで読売ジャイアンツの監督を務めていた高橋由伸氏がニューヨークを訪れ、ヤンキースタジアムで松井秀喜氏と対談した模様が放送された。高橋氏が巨人に入団した1998年、24歳を迎える6年目の松井氏は初めて本塁打、打点のタイトルに輝いた。2000年、2002年にも2冠王を奪取し、チームを日本一に導いている。

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 先輩の松井氏が高橋氏の監督時代について「去年までの3年間の大変さを学んでみたい。学んでみたいというか聞いてみたい」と話を振ると、高橋氏が「大変だなと思っていたでしょ?」と返し、松井氏「大変だなと思っていたね」と答えた。

 続けて、松井氏は「引き受けた時期が気の毒でした」とベテランが衰えて戦力の過渡期に監督を務めた高橋氏を慮った。自身の監督就任については、「現時点では考えていない」と否定したものの、未だに待望論は絶えない。野球担当記者が話す。

「松井さんの監督就任は、数年前までは絶対にないと思っていましたが、最近は軟化してきている印象です。昔ならテレビのインタビューで触れられることすら嫌がっていましたから。ただ、かつての長嶋茂雄氏や高橋由伸氏のように“戦力の過渡期”に監督は務めたくないでしょう。いくら周囲が監督就任を歓迎したところで、勝てなければ叩かれるということは、松井氏自身が誰よりもよく知っている。

 引退からもうすぐ7年が経ち、グランドの外から野球を見られたし、巨人の臨時コーチやヤンキースのゼネラルマネジャー特別アドバイザーという立場ではありますが、指導者経験もできた。巨人とは限らないが、いずれユニフォームを着たいという気持ちは野球人なら誰でもあるでしょう」

 球団史上ワーストタイの4年連続V逸の巨人だが、今季は開幕から首位をキープ。丸佳浩など大型補強もあったが、巧みな起用法や人心掌握術など原辰徳監督の手腕も高く評価されている。

「原監督がヘッドコーチの座を空けているのは、次期監督候補を据えるためでしょう。それが来季なのか、2年後なのか、3年後なのかはわからない。阿部慎之助かもしれないし、高橋由伸・前監督かもしれない。松井さんの目だって、もちろんありますよ。

 松井氏が巨人からヤンキースに行く際、原監督が快く送り出したとは考えにくい。でも、それはもう過去の話。原監督も現役晩年、自分の代打に長嶋一茂を送られるなど、長嶋茂雄監督の起用法にプライドを傷つけられたこともあり、関係性が良いとは言い難かった。

 しかし、長嶋監督の元で3年間ヘッドコーチとして修行し、それが今日に繋がっている。原監督も、松井さんが巨人に復帰すれば歓迎しますよ。松井さんと言えども、いきなり監督をするにはプレッシャーもあるし、勉強期間は必要。監督12年で7度の優勝、3度の日本一、WBCも制覇した球界きっての名将である原監督の元で指導者経験を積むのは理想的だと思います。いずれメジャーで指導者になるにしても、その経験は必ず生かせるはず」

 60歳の原監督は今年、通算13年目の指揮となっており、次期監督を育てることも1つの課題。その候補に松井氏が指名されても、誰も異論は挟まないだろう。 スポンサーリンク

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