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マレー、ウィンブルドンまでプレー困難か [スポーツ]

男子テニスで今季限りで現役引退することを表明した元世界ランク1位のアンディ・マレー(英国)。大きな決断を下した31歳は母国で行われる7月のウィンブルドンまでプレーすることを希望していると伝えられているが、医師は「不可能とは思わないが、とても難しい」との見解を示しているという。「マレーの腰の外科医はウィンブルドンまでプレーすることは難しいだろうと明かした」と紹介。マレーの望みは母国で行われるグランドスラムで退くと伝えた上で、ジョン・オドネル医師は「不可能だとは思わないが、とても難しいだろう」と語ったとしている。

「彼は全豪オープンを楽しみ、プレーすることに集中するだろう。しかし、ウィンブルドンが彼にとっての高い壁になる。理想的には彼はそこでプレーしたいだろうが、私はプレーさせることにストップをかける決断を下すことを想像している」

 オドネル医師はこう語ったといい、現時点では本人が希望しても止めることになると見通しを示している。また、記事では英公共放送「BBC」のラジオで語ったコメントも紹介している。

「アンディはあらゆるオプションを探索し、救うための可能性は持っている。現実的には彼がよりよくプレーをし続け、腰の状態を維持することは難しいと思う」

 長年、マレーを苦しめ、引退の引き金となった腰痛。まもなく行われる全豪オープン1回戦ではロベルト・バウティスタアグート(スペイン)と戦う。今大会以降も勇姿を見せ、ウィンブルドンのコートに立つことができるのか。世界のファンも祈りながら、見守っている。 スポンサーリンク

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