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宮里藍、愛され具合にじんだ引退会見 珍質問にも“藍ちゃんスマイル” [ニュース]

今季限りでの現役引退を表明した女子プロゴルファーの宮里藍選手(31)が29日、都内ホテルで会見を開いた。約250人以上の報道陣が集結し、テレビ、ラジオが緊急生中継。各メディアも速報を続々飛ばすほど、大きな注目が集まるなか、宮里選手はおなじみの“藍ちゃんスマイル”をかいま見せながら決断に至った経緯を語った。引退を決意を固めたのは昨年の夏。「モチベーションの維持が難しくなったのが一番の決め手」と素直に理由を明かしつつ「寂しさよりも、これだけたくさんの人に支えらえて感謝で胸いっぱいです。これ以上ないゴルフ人生でした」と充実感もにじませた。

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 報道陣から「近々、結婚ということは?」と“寿引退”の可能性を問われると「今のところはないですね」と笑顔で否定。続けて「もし子どもができたらゴルフを勧める?」という声には「こういう環境なので全くゴルフをさせないということにはならないと思うけど、一緒に遊ぶ感じでならやってみたい」と想像を膨らませていた。

 質疑応答が進むなかで印象的だったのは、マイクを持った記者陣が質問の前に「お疲れ様でした」「感動をありがとうございました」と心を込めてねぎらいの言葉をかけていたことだ。

 中には、親しみを持ってメディア対応をしてくれたことに感謝する記者の姿もあった。照れながらも「深く自分の中で意識したことではなかったけど、父からはプロゴルファーである前に普通の人でありなさいと言われて育ってきた」と話した宮里選手は「それが良い形になっているのであれば、それは父の教えが良かったのかな」とほほ笑んでいた。

 約45分の会見で最後の質問を投げかけた記者は「きょうは5月29日ということはご存知ですか? 4月1日のエイプリルフールと間違えてるわけじゃないですね?」と“珍質問”で場を和ませた。キョトンとした表情だった宮里選手も「最後にしてはびっくりするくらい軽い質問ですね」と“藍ちゃんスマイル”でいなして、笑いを誘う。

 続けて同記者から「沖縄の方言で『おかえりなさい』はどう言う?」と聞かれ「ちょっとわからないですね(笑)勉強しておきます」と笑った宮里選手。復帰を期待する記者は「いつかその言葉を言えるように夢見ています」と声をかけていた。

 アマチュア時代から高い注目を集め、プロに転向後も長きに渡り日本ゴルフ界をけん引してきた。「本当に幸せな選手生活だった」と振り返った最後のあいさつでは、思わず感極まり涙をみせる一幕も。それでもすぐに表情を笑顔に戻すと、あたたかい拍手を背にして、会見場を後にした。
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