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視聴率急落! テレビ朝日系『就活家族 きっと、うまくいく』に「暗すぎる」との声 [テレビ]

『就活家族 きっと、うまくいく』19日放送の2話の視聴率は、9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と急落。初回2ケタという華々しいスタートでしたが、「暗すぎる」などの声もあるために、視聴者を選ぶ結果となったのではないでしょうか。さて、大企業・日本鉄鋼金属に勤めるエリート社員の富川洋輔(三浦友和)は、中学教諭の妻・水希(黒木瞳)とOLの娘・栞(前田敦子)さらに、就活生の光(工藤阿須加)の4人家族の大黒柱。社内で採用担当とリストラ勧告を受け持っています。35年にわたって会社に奉仕し続けてきた洋輔には、役員昇格というゴールが待っていました。

洋輔の役員昇格に浮かれる富川一家は、一軒家の購入を決断。水希はいそいそとローンを通し、マイホーム生活に夢を膨らませ……というのが、前回のお話。

1話で、すでに各々が問題を抱えていた富川一家。2話は、関係が逆転しつつある父・洋輔と息子・光を中心に見ていきましょう。

1話の終わりで、後輩社員の川村優子(木村多江)にありもしないセクハラ被害で訴えられた洋輔。自身の潔白を譲らず主張しますが、事態は悪い方向へ転びます。「会社のメンツが大切だから」と、手始めに自宅謹慎を命じられ、最終的には孫請けの「日鉄鋼物流」への出向を命じられました。

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“大企業のエリート社員”としてのプライドがある洋輔にとって、孫請け企業への出向は、左遷以外のなにものでもないし、プライドが許しません。「給与も役職も考慮する」との社長の申し出を切り捨て、「今月いっぱいで退職させていただきます」と勢いのまま宣言してしまうのでした。

家庭に戻ってもやることがなく、会社を辞めることでさえ“プライド”が許さず言い出せない洋輔。現役時代に築き上げたコネを使って、他社への再就職を試みますが、全滅。洋輔からすれば、なぜどこも雇ってくれないのか、全く理解できません。

洋輔が思い切って面接でそれを切り出すと、こんな答えが返ってきました。「富川さんには、『日本鉄鋼金属』という看板があったから価値があった。それがなくなると、今まで通りとはいかない」。洋輔のプライドは、自分より下の零細企業の老いぼれ社長によって簡単に壊されてしまいました。

一方の息子・光はどうでしょうか? いかにも怪しい国原耕太(新井浩文)の運営する「国原就活塾」に通い、洗脳されたかのように国原の指示に従う光。

頭からつま先まで黒ずくめの国原は、就活生たちを誘導して募金活動をさせ、その募金をポケットに入れるインチキっぷりですが、それと裏腹に国原の就活指導は的を得ているようです。光は積極的に就職活動に打ち込み、以前よりも堂々とした立ち居振る舞い。3流大学生を1流企業に送り込んだというという国原の触れ込みは、本当なのかもしれません。

洋輔の退職日がやってきました。退職を迎えたものの、再就職先は見つからず。そんな時に自分を退職に追い込んだきっかけである川村から連絡が。川村によれば、洋輔の同期で総務部長の綿引雄二(神保悟志)に「人事が変わればリストラが取消になる」とそそのかされて、洋輔を陥れたということでした。綿引は、セクハラ被害の1件を収めたとして、本来、洋輔に用意されていた役員の座に就くことに。

「本当に取り返しのつかないことをした」と反省し、自らも日本鉄鋼金属を退職した川村は叔父の経営する会社を、洋輔の再就職先として提案します。しかし、そこでもやはり“プライド”が邪魔し、「仕事くらい自分で探せるさ」と川村を突き放すのでした。

結局、なりふり構っていられなくなった洋輔は、後日川村を呼び出して、川村の叔父の会社への再就職を頼むことになります。

光は、1次面談を突破することができ、再就職がにっちもさっちもいかない洋輔と反比例するように晴れやかな顔になっていきます。

というのが、今回のお話。2話から、一家の大黒柱が無職に。予想できた展開ではありますが、転落っぷりがすごい。

さて、娘の栞は、真壁雄斗(渡辺大)の紹介で部署を異動。ジュエリーを売ってノルマを達成しなければならないのですが、栞の業績は芳しくありません。業を煮やした部長の中原綾子(山本未來)は、栞を婚活パーティーに連れて行きます。そこで栞は、体を売ってでも商品を売りつけてこいと中原に突きつけられてしまうのでした。

もうすでに、不幸が一家を覆い尽くしそうな展開ですが、最大の問題を抱えていたのは母親の水希でした。
 
水希が学年主任を務めていた時に同姓同名の生徒がいて、その生徒の内申書を取り違えてしまったことが発覚。結果、不良だった生徒は進学校へ、優等生の生徒は不良の方の内申書を持たされて3流高校へ。優等生は、進学先でいじめに遭い、引きこもりとなってしまったのでした。

水希は、優等生のもとに謝罪に向かいますが、父親から門前払いにされてしまいます。これは死活問題です。引き続き、解決に向けての苦労が続くことでしょう。

ところで、再就職先が見つからない洋輔が、公園で出会った失業者の天谷五郎(段田安則)という男。天谷は「お仲間でしょう?」と声かけますが、洋輔は「わたしとあなたは違う」とピシャリ。

天谷と洋輔は同じ境遇のようで、聞けば、天谷もかつては大企業で働いていたそう。「プライドで仕事を失った」と皮肉っぽく語る姿は、まるで、洋輔の未来を見ているようです。

さて、この天谷は、路頭に迷うことになるであろう富川一家にとってキリストとなるのでしょうか? スポンサーリンク

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