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欅坂46 TIFメインステージ大トリで魅せた息を呑む世界観 [芸能]

TOKYO IDOL FESTIVAL2016 2日目もいよいよ佳境。欅坂46が台場の地に降臨!昼間は野外ステージSMILE GARDENを熱狂の渦に叩きこんだ欅坂46は、この日メイン会場となるHOT STAGEの大トリを務めるという大役を担うことに。

石森虹花は今日付けのブログにて「初!のTIFですが、他のアイドルさんたちに負けないくらい盛り上げて行きたいと思いますー!」と記述している。果たして大舞台で、どんな姿を見せるのか…

暗転すると場内中に広がる緑のサイリウムの光。アコースティックな『overture』に合わせ白い光が点滅、実に厳かな演出。粛々とした空気が流れる中、ザッと白い衣装に身を包んだ20人が整列。この姿だけでも圧巻。印象的なイントロが鳴り響きデビュー曲『サイレントマジョリティー』がスタートする。衝撃を与えたミュージックビデオそのままに、力強さと繊細を兼ね備えたシアトリカルなダンスで一気に場内の空気を変える。一瞬でも噛み合わなければ美しさが崩れる危うさの中”一糸乱れぬ”を体現したかのような動作で構築していく。舞う、というより、描くの方がこの世界には近いかもしれない。
センターを務める平手友梨奈の透明感と存在感。彼女の動作一つひとつはまさに”凜”の一言。ただ、彼女だけではない、渡辺梨加のどこか不安げな表情、渡邉理佐、志田愛佳の涼しげな目元から感じる強さが歌の世界をさらに表情豊かにしていく。

続くは渡辺がメンバーに担がれる様が、まるで葬列を彷彿とさせる衝撃的なスタートで幕を明ける『キミガイナイ』。こちらも『サイレントマジョリティー』に匹敵するほどの美麗な動きで、荘厳さを演出。掲げたサイリウムはそのまま、場内中が息を呑みジッと魅入る。

2曲が終わり、その後に待つは初々しいとしか言えないMC。緊張からなのか、全員がはにかんだ表情。「欅坂46です」と紹介の一言を述べるだけで大声援を送る観客に対し、手を突き上げて応えることなく、小さく手を振りニッコリと笑顔で返す。その様は上品。「夏っぽいことは?」というお題にメインMCを張る菅井友香と、石森、尾関梨香、鈴本美愉のやり取りも、手慣れさからくる素の部分がありありと出た会話に。この隙がさらに彼女たちの魅力を増幅させるのだから侮れない。

次にバトンを渡されたのは小林由依と今泉佑唯によるユニット”ゆいちゃんず”。『渋谷川』は、今泉の強さと小林の繊細さの対比が光った。曲終わり、互いに顔を見合わせ微笑む姿には喜びと安堵が入り混じっていた。続く『手を繋いで帰ろうか』は、守屋茜と菅井が演じるカップルのやりとりが微笑ましい。先ほどまで、キッとした表情で歌っていた少女たちとは思えないほどのガーリーぶり。『サイレントマジョリティー』とは真逆の世界で、違う楽しませ方もできる、これが欅坂46のスゴさなのかと衝撃を受ける。

「次の曲で最後です」という一言に、え~っ!?と返すファン。この時の反応はお約束とは程遠い本気の反応。ここで長濱ねるを加え21人体制で最新曲『世界には愛しかない』を披露。天井にすっと青空が広がるかのような平手のポエトリーリーディングで幕を明ける清新な楽曲は、爽やかさと共に、熱さも運ぶ。もちろんファンも最大限に応え、最高潮のままステージを終えた。

恐ろしいほどの完成度と世界観、そして時に見せる素の表情と、デビュー1年未満のグループとしてあまりにも完璧な姿見せた欅坂46。TIFの歴史の1ページにその名前を強烈に刻み込んだ一日になったのは言うまでもない。
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