SSブログ

俳優業が好調な今野浩喜、それでも芸人として“ネタ帳”を持ち続ける真意 [芸能]

お笑い芸人でありながら、そのユニークな容姿と独特な雰囲気で俳優としても評価を得ている今野浩喜。その活躍ぶりはブレイクしていると言っても過言ではないが、本人は順調な仕事ぶりにも「危機感がある」と冷静に語る。『徳山大五郎を誰が殺したか?』は、欅坂46扮する女子高生たちが、謎の死を遂げた担任・徳山大五郎(嶋田久作)を殺した犯人を捜す姿を描くミステリー。今野は劇中で、怪しげな用務員の橋部を演じている。謎に満ちたストーリーの結末は、役者陣もまだ知らないそう。「台本が来ていない関係で、誰が犯人なのか分からない。普通は線で考えて芝居をするんでしょうけど、好き勝手やっているっていうのが新鮮だし、楽しいですよね。逆に難しいのは、自分が何者なのか分からないところです(笑)」。

 欅坂46が華やかに彩る撮影現場については、「男子高出身なので、見たことのない空気というか…。子供でもおかしくない年齢なので、マジで何を話していいかわからない。共通の話題がないんですよ」と困惑を見せる。「でも、撮影は順調ですよ。ベテラン俳優の方とも全く絡んでないですね。橋部はカメラの中も外も単独行動なので(笑)」と現場でも役どころと重なる部分があるという。

 以前はAKB48の柏木由紀が主演したドラマ『ミエリーノ柏木』にも出演していた今野。アイドルとの共演については、「自分で言うのもなんですけど、僕の顔はアイドルを引き立たせるのかなと…。アイドルと対面して芝居はしていますけど、その後ろにいる大勢のファンが見えるんですよね。そういった部分の怖さはあります」とファンの目を意識しているようだ。

スポンサーリンク



 本作のテーマは、「なぜ徳山は殺されたのか」という謎。最近身の回りで起こった謎を聞くと、気になった出来事を記しているというメモ帳を見せてくれた。「ジュゴンて、人魚の元だって言われているじゃないですか。でも、違い過ぎないか?っていう(笑)。あとは、美容院でさんざん念入りに髪を洗った後に、当然のようにワックスを付けないでほしいですよね」。

 これらのメモは、ネタのために書き溜めているものだそう。元相方の不祥事によって芸人としての活動が減る一方、俳優業で目覚ましく活躍する今野だが、ダウンタウンに強く影響を受けたというお笑いへの思い入れはとても深い。「お笑い芸人として接してもらうことが多いのですが、なんか気まずいんですよね。お笑いの活動をしないでお笑い芸人として扱われることがおこがましくないのか、っていう思いがあるので、自分を保つためにこうしてネタを書いているんです」とネタ帳を持ち続ける真意を明かす。

 役者として出演の絶えない今野だが、その状況に甘んじることはない。「危機感はすごいですよ。決して芝居が巧いとは思っていないですし、今は物珍しさで使われ続けているだけだと思うんです。使う人みんなが『俺が初めて見つけた』っていうスタンスだと思うんですよ。それが一周してしまうと、いよいよやばいだろうなって思います(笑)」と謙遜した。個性派俳優として、はたまたお笑い芸人としてまた輝くのか。今後の活躍に期待したい。 スポンサーリンク

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:芸能

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。